メンテナンス費用  まとめ

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最後に、将来のメンテナンス費用についてまとめましょう。

住宅ローンを利用すると、通常は20年から35年という長い期間、返済が続きます。
その間には住まいが傷んでくるので、点検やメンテナンスが必要となります。
特に仕上材料などを安くすることで建物自体の金額を抑えた場合、メンテナンスが必要な時期も早くやって来ることも多いのです。

ですから、将来必要となるメンテナンス費用の準備をしておくことが重要です。
最低でも10年毎に住まいのチェックを行ない、傷んだ部分を修理するなどメンテナンスを行なうことが、住まいを長持ちさせるポイントなのです。


住まいの資金計画を立てる場合は、おまかに次のような流れとなります。

1 土地、建物など住まいづくりに必要な総額を決める
2 自己資金や資金援助の総額を確認する
3 住宅ローンで借りる金額を決め、返済可能か判断する
4 税金や交通費にかかる金額を確認し、家計に組み込んで考える
5 将来のメンテナンスの準備が出来るように、家計に余裕があることを確認する

住まいを建てる際には、色々なお金がかかります。
ですが落ち着いて考えていけば、それほど難しいものではありません。
気をつけることは、住宅ローン以外でも出費が増える事が多い点です。
住宅ローンの返済で家計が一杯になってしまうと、他の出費が必要になったときに対応できなくなってしまいます。
ですから、余裕を持った住宅ローンの返済計画が、最も大切となるのです。

                                                            20110910更新

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