住まいにかかるお金の中でも、建物にかかるお金は土地と並んで大きな金額になります。
特に住まいや土地にかかる費用の合計が予算をオーバーしている場合、住宅にかかる金額を抑えようと考えることも多くなります。
しかしそこで注意しなければならないのは、ただ闇雲にローコストだけを考えないことです。
住まいの大切な部分をローコストに作ってしまうと、危険なことにもなりかねません。
建物の重要な部分に掛けるお金を減らしてしまうと、補強やリフォームなどで後々多額の出費が必要になってくる場合も多くなります。
さらに地震等の際には、生命の危険にすら関わってくるので大問題なのです。
住宅自体にかかる費用の中には、金額を抑えても問題が少ない部分と予算を削るべきでない部分があります。
その大事な削れない部分を見極める為に、住宅のパーツごとに分けてコストの削減策を考えることにしましょう。
住まいの各部分を以下のパーツに分けます。
全体計画
基礎と構造体
屋根と外壁
内装
造付家具や備品
設備
門・庭
この各項目について、次ページから詳しく見ていきましょう。
下のリンク先では、住宅の各部分に掛かるコストを場所や材料で比較・検討しています。
建物にかかるお金 各部分のコスト表
20110902更新