電気製品のポイント

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まず、電気製品について考えましょう。
電気製品で新築時にかかるコストを減らす為には、現在使っている冷蔵庫や洗濯機、テレビなどをそのまま使うことが基本になります。
冷蔵庫などは、住まう人の数が変わらなければ、当面は大きさや容量はそのままで良いはずです。
テレビは既に地デジに切り替わっているはずですから、そのまましばらくは使えるでしょう。

洗濯機に関しては、一つだけ注意点があります。
最近の住まいは全自動洗濯機を置くスペースしか確保していない場合もあるので、現在二槽式洗濯機を使用している場合は、新居に入るスペースがあることを確認しておくことが必要です。
また新しい住まいに将来設置する可能性がある、ドラム式の洗濯機や感想機能付き洗濯機を置くことが出来る広さを確保しておくこともポイントとなります。

電気製品については、現在使用しているものが使えるのかどうかの確認が、コストダウンのポイントになります。
また、新しい電気製品を住宅ローンでまかなうことは控えましょう。
電気製品の寿命は10年程度となる場合も多く、住宅ローンに含めていると、壊れてからも支払いが続くことになってしまいます。
さらに電気製品に住宅ローンの金利分までが加算されることになるので、電気製品は住宅ローンとは切り離して考えるべきなのです。


照明機器については、現在使用しているものが使えるのかどうかを考える必要があります。
部屋の大きさが変わると、照明の大きさも変える必要があるので、大きさが合わない機器も出てきます。
また最近では省エネの照明機器も多くなっているので、照明の効率を考えると新しい機器が有利になります。

ですから、照明については、居る時間が少ない部屋に今まで使ってきた機器を使い、良く使う部屋に新しい照明機器を追加することが基本になるでしょう。
多少暗くてもかまわなければ、現在あなたが使っている小さめの照明機器でも、十分利用できます。

また照明機器については、住まい本体の価格に含まれる場合と含まれない場合があります。
(建築家に依頼した場合は含まれることが多く、ハウスメーカー等ではオプション扱いが多いようです)
オプション扱いの場合は、埋め込みが必要な照明や特殊な照明機器については、後で工事を行うと大変なので住まい本体工事と一緒に工事してもらうことが重要です。
しかし一般の照明機器については、身近な電気店やインターネットで自分で好きな照明機器を買って取り付ける場合との価格差を比べてみる事も、コストダウンのためにはポイントとなります。
照明機器の取り付けは、説明書を見ながら慎重に行えば、それほど難しいものではありません。

                                                            20110907更新

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