県産材使用住宅に対する補助制度があります。
県による補助金制度なので、県単位で補助の内容が変わります。
県産の木材を一定量以上使用した新築住宅に対する補助金制度です。
地域によって、補助金が支払われる場合と実際の木材が支給される場合があります。
補助金制度の名称も、地域特有の名前となっているところも少なくありません。
ほとんどの場合、補助金申請の期間が限定され、先着や抽選が行なわれた上で補助金対象者が決定します。
結構な金額となるので、利用出来る地域では ぜひ利用したい補助金制度といえるでしょう。
補助を受ける為の条件は、各地域で様々です。
県産木材使用の割合を設定しているところがほとんどで、50パーセントから75パーセント程度以上の割合で県産材を使用する必要があります。
県産材の使用割合や使用量に応じて、補助金額が変わる地域もあります。
延べ床面積1㎡当たりに使用する木材の量を設定しているところもあり、その場合は床面積1平米当たり0.1平米から0.15平米程度の県産材を使用しなければなりません。
プレカットに指定加工工場を利用すると、補助の条件が緩和される場合もあります。
その他にも住宅の床面積に制限があったり、完成期日が決まっている地域もあります。
補助金の申請には、県産木材の使用部分を記入しなければいけない場合も多く、その場合は設計者や施工業者に資料作成を依頼する必要があります。
補助金の金額も地域によって差がありますが、20万円から50万円の間が一般的です。
県産材の現物支給の場合、柱材を100本弱程度支給される場合が多いようです。
若者やUターンしてきた家族に対する特別加算金がある地域もあります。
地域によっては、リフォームする際の県産材の使用に対して補助がある場合もあります。
補助金額は、一般的に5万円から15万円の間です。
地域によっては、住宅ローンの金利を補充する制度もあります。
県産材使用住宅に対する補助制度は、募集戸数が少ない場合が多いので、抽選となる場合がほとんどです。
さらに募集時期が決まっている場合も多いので、住まいの計画を始めたら、早めに住む予定の地域での補助金の有無や申請期間を確認しておきましょう。
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県産材使用住宅補助 石川県
20110906更新