雨水浸透枡設置費補助

--住まいのお金の研究室  補助金・助成金制度を有効活用する--

住まいのお金の研究室


雨水浸透枡設置費に対する補助制度もあります。
地下水の減少による地盤の沈下や井戸水の劣化などを防ぎ、環境を保護する目的で行なわれる補助金制度です。

雨水を側溝に流さずに、敷地内の地面に浸透させる枡の設置費に対する補助制度です。
地下水を増やす効果と、側溝の溢れを防ぎ 洪水を予防する効果があります。
また高低差などの原因により、雨水の排水が困難な状態の敷地でも有効な設備となります。
似た名称で雨水貯水槽設置費補助というものもありますが、こちらは内容が異なるので別項目で解説します。


地方自治体による補助金なので、補助の有無や補助を受ける条件、補助金額などは地域により異なります。
地域によっては浸透枡だけでなく、浸透管や浸透性舗装に対しても補助金が設定されている場合があります。

雨水浸透枡設置の場合、一般的に各地域の雨水浸透枡設置基準に適合していることが必要となります。
補助金の金額は、1基あたり1.1万円から4万円程度です。
また浸透枡設置個数に対する制限がある場合もあります。

浸透管設置の場合の補助金は、管1mあたり3千円程度で、設置費用の2/3又は1/2以下という条件も加わります。

浸透性舗装設置の場合の補助金は、舗装面積1m3あたり500円から1,100円程度で、設置費用の2/3又は1/2以下という条件も加わります。


雨水浸透枡設置費に対する補助制度は、地域によって補助の内容がかなり異なります。
雨水浸透枡は通常の雨水枡より設置費用がかなりかかりますが、1箇所あたりの補助金が2万円程度あれば回収出来る場合も多くなります。

また豪雨の際に側溝などが溢れる現象も緩和できるので、自分の住んでいる地域が雨水浸透枡をたくさん設置することで、より住みやすくなるのです。
雨水浸透枡の設置費用の追加分を補助金でカバーできる地域に住んでいる場合は、積極的に活用するべきといえるでしょう。


   検索に入力する文字例(市区町村名を変えて検索ください)
雨水浸透枡設置費補助 狭山市

                                                            20110906更新

補助金・助成金制度を有効活用する <<< 雨水浸透枡設置費補助 >>> 雨水貯水槽設置費補助

準備できる資金 土地の金額 建物の金額 備品の予算 税金
住宅ローン 補助金を活用 メンテナンス 総合的に見る シミュレーション

住まいのお金の研究室

copyright 2008-2016 kazu All Rights Reserved