住まいの部屋の屋根部分のリフォームに掛かるお金を見ていきましょう。
リフォーム工事の場合、既存部分の撤去費用がかかる場合もあります。
そこで、各々のコストに含まれる工事の内容も記載しています。
当コスト表での標準モデル(新築コストの標準モデルと同じです)
外部に関しては、温暖な地域、1階2階とも60平米、高さは各階3Mとします。
内装に関しては、標準居室は8畳間、床面積12平米、壁面積25平米とします。
その他の設定条件は各部分ごとに表記します。
日本瓦を葺き直す (2階屋根面積85平米と想定) | |
材料、仕様 | 参考コスト |
日本瓦(陶器瓦)へのリフォーム | 1350,000円 |
日本瓦(いぶし瓦)へのリフォーム | 1520,000円 |
カラーガルバリウム鋼板・横葺きへのリフォーム | 1290,000円 |
リフォームコストには、既存撤去費用及び仮設足場費用を含みます。
撤去費用や足場費用が掛かるので、屋根材料の違いによるコストの差が少なく見えます。
地震に対する不安がある場合には、金属板へ葺き替えると屋根が軽くなるので、相対的に地震に強くなります。
屋根材を再塗装する (2階屋根面積85平米と想定) | |
材料、仕様 | 参考コスト |
彩色スレート瓦の屋根用塗装材によるリフォーム | 650,000円 |
彩色スレート瓦の遮熱塗装材によるリフォーム | 800,000円 |
彩色スレート瓦の屋根用塗膜防水材によるリフォーム | 950,000円 |
リフォームコストには、下地処理及び仮設足場費用を含みます。
足場費用がかかるので、再塗装でも結構コストがかかります。
普通の塗装材は耐用年数が5年から10年です。
屋根の断熱性能を上げる場合には、遮熱塗料を塗る方法もあります。
防水性能を上げたい場合、塗膜防水材を塗装する方法もあります。
多少屋根基材が傷んでいても、塗膜自体が丈夫なので、少ないながら補強の効果もあります。
屋根の基材自体の劣化が進んでいたら、台風で屋根が飛んでしまう危険性が高くなるので、葺き直した方が良いでしょう。
注)コストには地域差や各業者による差があります。
20090202更新