各部分のコスト表 電気設備部分

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住まいの電気設備部分に掛かるお金を見ていきましょう。
電気設備には、分電盤(ブレーカー)やコンセント・スイッチ類や照明器具などがあります。
照明器具はグレードによるコストの違いが大きいので、ここでは省略します。
分電盤やスイッチやコンセントの価格を比較します。

以下の表で、単価とは平米あたりに掛かる金額のことで、参考コストは下記の条件でかかる金額の総額を示します。
  当コスト表での標準モデル
外部に関しては、温暖な地域、1階2階とも60平米、高さは各階3Mとします。
内装に関しては、標準居室は8畳間、床面積12平米、壁面積25平米とします。
その他の設定条件は各部分ごとに表記します。

電気設備の違いによるコストの比較 1箇所で比較するので単価は無しとします
材料、仕様他 コスト
分電盤 30A用6回路 48,000円
分電盤 60A用8回路 62,000円
分電盤 60A用12回路 71,000円
分電盤 60A用16回路 78,000円
スイッチ 電灯用 4,600円
3路スイッチ 電灯用(2箇所で操作できるスイッチ・1箇所当たり) 5,500円
コンセント 一般タイプ・1口 4,700円
コンセント 一般タイプ・2口 4,800円
コンセント フロアー用・2口 8,300円
コンセント 100Vクーラー用 7,500円
コンセント 200Vクーラー用 11,300円

分電盤は回路が多くなると高価になりますが、回路は出来るだけ細かく分けていた方が便利なシーンもあるので、使い方によって判断しましょう。

コンセントは1口と2口では金額はほとんど変わりません。
コンセントの設置台数がコストに直接関係するのですが、通常一つの部屋に2つは欲しいところです。
不要なコンセントの判断がポイントになります。

クーラー用コンセントは200V用のほうが高価ですが、大きい部屋用のクーラーは200Vの機器のほうが電気代が安くなる傾向があります。
100Vのクーラーコンセントは、100Vしか契約していない場合や小さめの部屋のクーラー用と割り切りが必要でしょう。

電気設備は電気機器との兼ね合いが問題になります。
必要な機器を決めた上で、省略できる部分を省略することがコスト削減のポイントとなります。

注)コストには地域差や各業者による差があります。

                                                            20090131更新

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