住まいの部屋の電気設備部分のリフォームに掛かるコスト・お金を見ていきましょう。
リフォーム工事の場合、既存部分の撤去費用がかかる場合もあります。
そこで、各々のコストに含まれる工事の内容も記載しています。
当コスト表での標準モデル(新築コストの標準モデルと同じです)
外部に関しては、温暖な地域、1階2階とも60平米、高さは各階3Mとします。
内装に関しては、標準居室は8畳間、床面積12平米、壁面積25平米とします。
その他の設定条件は各部分ごとに表記します。
電気設備のリフォーム 一箇所のコスト | |
材料、仕様 | 参考コスト |
火災警報器を設置するリフォーム 寝室3室、階段室1箇所、キッチン1箇所 | 70,000円 |
LEDダウンライトに交換するリフォーム 調光器付 4灯 | 150,000円 |
人感センサー付ライトを玄関に設置するリフォーム | 40,000円 |
24時間換気扇を設置するリフォーム 自然給気口1箇所、換気扇1箇所、1階部分 | 80,000円 |
多機能換気扇を設置するリフォーム 空気清浄機能、熱交換機能付、1階部分 | 160,000円 |
電気式床暖房を設置するリフォーム 床材一体タイプ、床暖房面積7.5平米、床面積12平米 |
1000,000円 |
テレビモニター付インターホンへ変更するリフォーム カラータイプ | 120,000円 |
機器を交換するリフォームコストには、既存設備の撤去費用を含みます。
火災警報器は、電池式であれば自分で設置することもできます。
ホームセンターなどで購入すると1台5、000円程度で、寝室・子供部屋に煙感知式、台所に熱感知式の警報機(台所については地域によっては不要です)を設置します。
照明機器のリフォームは、設置が大変な機器ほど工事費が高くなり、リフォームコストも上昇します。
話題のLED照明は電気代を減らすことが出来ますが、設置コストは高めです。
24時間換気扇を設置する場合は、寝室全てとリビングに設置するべきです。
同時給排気型の換気扇は設置が比較的簡単ですが、給気と排気の位置が近すぎるので、実際の換気効果はカタログの数値以上に少なくなります。
換気の効果を考えると給気口と排気用換気扇を使用して、それぞれを出来るだけ離して設置するのがお勧めです。
床暖房を設置する場合、床材の交換も必要となります。
床暖房の設置が目的のリフォームの場合は、電気式の床暖房の方が工事が簡単です。
温水タイプは配管工事が必要で、給湯器も床暖房対応の製品に交換することも必要となります。
テレビ付インターホンは、最近は価格が下がってきているので設置しやすくなりました。
適切に配置したセンサーライトを併用すると、夜でもお客さんの顔を確認しやすくなります。
2009年の電気設備のリフォームコストと比べると、さほど変化はありません。
注)コストには地域差や各業者による差があります。
住まいのリフォームコストは毎年少しずつ変わっています。
そこで各部分のコストの流れを比べるために、過去のコストも掲載しています。
2009年更新 電気設備のリフォームコスト 別窓で開きます
20110909作成