住まいの部屋の衛生設備部分のリフォームに掛かるコスト・お金を見ていきましょう。
リフォーム工事の場合、既存部分の撤去費用がかかる場合もあります。
そこで、各々のコストに含まれる工事の内容も記載しています。
当コスト表での標準モデル（新築コストの標準モデルと同じです）
外部に関しては、温暖な地域、１階２階とも６０平米、高さは各階３Ｍとします。
内装に関しては、標準居室は８畳間、床面積１２平米、壁面積２５平米とします。
その他の設定条件は各部分ごとに表記します。
| 衛生設備のリフォーム 一箇所のコスト | |
| 材料、仕様 | 参考コスト |
| キッチンのリフォーム Ｉ型Ｌ＝２，７００、標準グレード | １１００，０００円 |
| ガスコンロをＩＨヒーターへリフォーム ビルトイン型 | ４５０，０００円 |
| 浄水器設置のリフォーム カートリッジ内蔵型 | ７０，０００円 |
| 食器洗い乾燥機設置のリフォーム ６人用 | １５０，０００円 |
| 浴室をシステムバスへリフォーム １６１６タイプ 標準グレード | １７００，０００円 |
| 洗面台を洗面化粧台へリフォーム 巾７５０タイプ 標準グレード | ３００，０００円 |
| 和式トイレを洋式トイレへリフォーム 洋式便器は暖房便座タイプ 床段差の改修及び壁の改修を含む（床フローリング仕上・壁クロス仕上） |
４００，０００円 |
| 便器のリフォーム 洋式タイプ、ウォシュレット付 | ３００，０００円 |
| 便座をウォシュレット付便座へリフォーム 便器は既存のまま | １９０，０００円 |
機器を交換するリフォームコストには、既存設備の撤去費用を含みます。
キッチンのリフォームは、キッチンのグレードや装備品次第でコストが大きく変わります。
ＩＨヒーターの設置や食器洗い乾燥機の設置などの場合、設置できる場所を事前に確認することが必要となります。
浴室をリフォームする場合、撤去費用がかなりかかります。
現状の大きさに合わせてシステムバスを選びますが、浴室を広げたい場合には隣接する部屋の壁や床の改修工事や増築工事が必要となる場合もあります。
洗面台は、洗面化粧台へのリフォームはそれほどコストは掛かりませんが、システムドレッサーへのリフォームになると組み合わせによっては高価となります。
そこで一般洗面台に加えて収納部分は簡単なつくりの造作で作ると、コストを安くできます。
壁が傷んでいたら、後で洗面台廻りの壁を改修することは難しいので、機器と内装の同時リフォームがお勧めです。
便所の場合、和風トイレを洋風トイレにリフォームする場合は、床の改修まで必要になるのでコストがかかります。
既存の洋風便器にウォシュレットを取り付けたい場合は、便座のみの交換も可能です。
２００９年の設備リフォームコストと比べると、ウォシュレットの価格が若干下がっている以外に大きな変化はありません。
機能やデザイン次第で価格差が大きいので、リフォームコストに合わせて製品を選ぶことが大切なのです。
注）コストには地域差や各業者による差があります。
住まいのリフォームコストは毎年少しずつ変わっています。
そこで各部分のコストの流れを比べるために、過去のコストも掲載しています。
２００９年更新 衛生設備のリフォームコスト 別窓で開きます
20110909作成